SPICAミッション観測限界の見積もり

内容

SPICAミッションの観測限界

観測限界を決めているものの比較図

改訂記録

観測限界の見積もり

以下の仮定をおく。

● 望遠鏡: 口径(D) 3.5m または 8m、温度 5K、 放射率 5%

● 一画素の大きさ: 0.1"(λ/2.5 micron)*(3.5m/D)

ただし点源の像は、円形開口の回折限界のPSFの体積に等しい円柱に広がっているものとして計算する。 この場合1.6(λ/D)=0.236"(λ/2.5 micron)*(3.5m/D) の直径の円に天体の像が広がっているということになります。

● 仮定した検出器・光学系のパラメータ

波長(micron)

読み出し雑音

一フレームの蓄積時間

検出器の量子効率

光学系効率

1.6 - 5.0

10e

64sec

0.9

0.35

5.0 - 30.

20e

64sec

0.5

0.35

30. - 200.

60e

64sec

1.0

0.1

200 - 1000

3000e

64sec

1.0

0.1

波長200ミクロン以上では、System NEP〜3×10-18 W Hz-1/2 に相当するようにパラメータを調節してあります。

● 入射光の帯域幅 (背景放射が透過する波長バンド幅)

  • 測光の場合 Δλ=λ/5

  • 分光の場合

    スリットレス分光、あるいはフーリエ分光: Δλ=λ/1.5

    スリット分光(Spectrograph): Δλ=λ/R 、 R=100または3000

● 検出限界を決める要因

  • 検出器雑音 (λ<5ミクロンで支配的)

  • 背景放射雑音 (中間赤外で支配的)

    (黄道散乱光+惑星間塵熱放射+我々の銀河星間塵放射(+宇宙マイクロ波放射)+望遠鏡の熱放射)

  • コンフュージョン雑音 (遠赤外〜サブミリで支配的)

    (銀河confusion + 赤外シラスのconfusion)

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SPICAミッションの観測限界の図

点源検出限界(連続光) : これまでの赤外天文衛星とも比較

点源検出限界(ライン) : R=3000のスリット分光(検出器雑音限界)。

★ この2枚の(もっとちゃんとした)絵をGetする(gzipped postscript) [Continuum] [Line]

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観測限界を決める要因の図

★ これらの(もっとちゃんとした)絵をGetする(gzipped postscript)
[Confusion] [口径3.5m][口径8m][Lineに対する限界]

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改訂記録 1998年2月27日 初版 制作 松原英雄 maruma@u.phys.nagoya-u.ac.jp

改訂記録 2000年7月19日 リンクを修正

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