MacにおけるMindTermの使用法

01/02/01 山村
01/02/19 山村: MRJ 2.2.2 -> 2.2.4
01/03/14 山村: Tunnelingの設定の不要部分修正。
01/03/17 山村: TCP/IPの設定に関する記述追加。
01/03/24 山村: koalaからの配布ファイルを.binから.hqxに。


MindTerm の使用法

  1. TCP/IP コントロールパネルを開きます。どのような手段で(PPP/DHCP/固定IP) どのネットワークに接続していようと、「検索ドメイン名」に
    ir.isas.jaxa.jp
    を加えます。

  2. MindTermのアイコンをダブルクリックで起動します。

  3. しばらくすると、
    SSH Server/Alias:
    というプロンプトが出るので、
    SSH Server/Alias: koala.ir.isas.jaxa.jp
    と入力します。さらに
    No settings file for koala.ir.isas.jaxa.jp found.
    Save as alias:

    と聞いてくるので、
    Save as alias: koala
    と答えます(以後、koala と入力することで koala.ir.isas.jaxa.jpに接続します)。 これで、koalaに接続し、通常のlogin手順でsshでloginすることが出来ます。

  4. 初めて接続するホストに対しては、



    等と聞いてくるのでYesを押して応えます。

  5. 現在のMindTermでは、SJISのみ日本語を表示できるようですが、koalaは標準でEUCなので、ちゃんと表示できません。したがって、Tunnel (Port Forwarding)機能を使用して、他のTelnetソフト(BetterTelnetなど)を使用することにします。

    1. TunnelsメニューのBasicを選択して、設定パネルを開きます。

    2. Port番号は23、ProtcolはTelnetを選択します(Remote Portが自動的に23になるはず)。Remote Hostは「localhost」と入力します。
    3. 「ADD」を押すと、Tunnel接続が始まり、一覧に表示されます。
    4. Telnetソフト(BetterTelnetなど)を起動し、"localhost"にtelnetをかけます。すると、自動的にkoalaに対するtelnetがつながります。以降は通常のlogin手続きと同じです。

    5. TunnelsメニューのCurrent Connectionで
      127.0.0.1:***** -> 133.74.9.10:23 (koalaの場合)のように表示されていることを確認。
    6. 次回からはlocalhostに対してTelnetするだけで、自動的にTunnelingが開始されるはず。
    7. Remote Portに23以外の数字を使用する場合には、Telnet時にもそのポートに接続するようにします。

  6. 正しく接続できたら、FileメニューのSave Settingで設定を保存しておきます。次回同じAlias(この場合koala)で接続するときに有効です。
  7. (01/03/14) これまで、Tunnelの開始はMindTerm接続毎に行わなければならないと書いていましたが、実際にはlocalhostにtelnetをするときに自動的に起動されるようです。

MindTerm のインストール

MindTermはJavaプログラムなので、様々なマシン/OS(Mac/Win/Linux/Unix....)に対応していますが、使用するためにはJavaライブラリが必要で、また環境に合わせてコンパイルしてやる必要があります。以下はMacでのインストール例です。

  1. 絶対必要なもの

  2. コンパイルに必要なもの (オプション)

1. MRJのインストール

  1. J-MRJ 2.2.4.smi をダブルクリックすると、フォルダを作ります。
  2. フォルダの中の「インストーラ」を起動し、指示に従ってMRJをインストールします。

2. MindTermのインストール

  1. StufIt Expanderで解凍するとフォルダを作ります。
  2. koala上に置いてあるものはG3 DT266 + MacOS9でコンパイル済みで、フォルダの中のMindTermが実行形式です。以下「MindTermの使用法」に従ってお使い下さい。
  3. 万が一フリーズなど上手く動作しない場合、オリジナルを取ってきた場合には、以下の手順でコンパイルが必要です。


MindTerm のコンパイル

  1. MRJ SDK (Software Developper's Kit)をインストールします。MRJ SDK 2.2.smiをダブルクリックするとデスクトップにフォルダが現れます。その中の Installer を起動して、MRJ SDK をインストールします。
  2. MRJ SDK 2.2:Tools:Application Builders:JBinderyフォルダの下のJBinderyに mindtermbin-v121フォルダの中のmindtermfull.jarをDrag&Dropします。
  3. でてきた画面の、Class Nameに
    mindbright.application.MindTerm
    と書き込みます。
  4. FileメニューのSave Asで"MindTerm"というファイル名で保存します。
  5. JBinderyを終了します。
  6. MindTermのコンパイルが終わればSDK自体は必要無いので捨てても構いません。
  7. 以下「MindTermの使用法」に従ってお使い下さい。

その他


e-mail: admin @ ir.isas.jaxa.jp