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平成14年度-16年度・科学技術振興調整費・先導的研究等の推進
次世代スペース・オプティクスの広域展開
概要説明
人工衛星を用いた応用分野に、光学機器(スペース・オプティクス)を用いる分
野が数多くある。近年は、これらの分野から、大型でかつ高精度の光学機器を要求する声が
急増している。
その中でも以下の3分野が代表的なものである。
しかしながら、今までのタイプのスペース・オプティクスでは、以下の大きな
欠点があった。
そのために。応用分野からの要求に答えることができないでいた。
- 高精度を達成しようとすると重くなる
- 高精度を保ったままの大型化が困難
そこで本研究では、従来とは個となる全く新しい意考え方を採用するようこと
により、高精度を維持しながら、大型でかつ画期的に軽量化されたスペー
ス・オプティクスの開発を目指す。具体的には、以下の2点の技術的特色を持たせる。
- 宇宙の無重力という環境を積極的に活用した「能動制御」の考えかたを衛
星搭載品にはじめ
て採用する
- 軽量、かつ高剛性の「新材料」の開発を行う。
本研究は、多くの領域で共通に必要とされる「高精度・大型・軽量」スペース・
オプティクスを、以下の特長をもつ体制の元に開発する。
これにより、さまざまな応用分野の発展を促そうとするものである。
関連資料
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Last modified on Sep.23, 2002
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