IRAFやDS9を使うときの小技を忘れないために..... いいネタがあったらこっそりと教えてください ★ IRAF/IMEXAMで"n"コマンドでファイルリストの画像達を次々と見ていこうとするも、 DS9の方で次々と新しいframeが開いてしまいはまっている諸兄へ... # IRAF/IMEXAMでファイルリストにある画像を全部目視検査するコマンド例 cl> imexam input=@file_list/NIR_26.list frame=1 nframes=1 allframes=no 詳しくは"help imexam"を見よ。 たとえば"file_list/NIR_26.list"に 20020626a/F03511.fits[*,*,2] 20020626a/F03514.fits[*,*,2] 20020626a/F03517.fits[*,*,2] 20020626a/F03520.fits[*,*,2] とか書いておくと、一噛みでのNIR長時間露出画像のチェックができて便利(意味不明) ★ unix shell scriptから直接irafを呼びたい場合。 A-1:clを利用する方法 (1)作業directoryに移動 %cd "作業するdirectory" (2)uparmとかlogin.clをつくる mkiraf #このときターミナルとしてgxtermを選択すると下記の方法はうまく行かない #(理由不明) #xtermならOK (3)clに実行したいコマンドを投げつける echo "ls;imstat xxx.fits;logout" | cl とか printf "ls;imstat xxx.fits;logout\n" | cl とか #最後にlogoutをつけるとうっとうしくない A-2:clを利用する方法(login.clがないばあい) (3)clに実行したいコマンドを投げつける echo "images\nimstat xxx.fits;logout" | cl とか printf "images\nimstat xxx.fits;logout\n" | cl とか <説明> "\n"で改行を行なっている まず、最初のimages\nでパッケージ"images"を呼び出しておいて、 つぎに、"images"パッケージの"imstat"を使用している。 最後にlogout\nをつけるとlogoutで終っていることになり、 正常な終了ができるようになる。 B:実行形式を直接呼び出す。 この場合はすべてのパラメータを与えてやる必要がある。 パラメータは引数でも与えられるし、パラメータファイルでも与えられる。 安直なのは、 cl> dpar listpix > listpix.par とかしてパラメータを保存し、 % $iraf/bin.sparc/x_images.e listpix @listpix.par I とする。 これで満足できなければ、下記をみよ http://iraf.noao.edu/iraf/web/faq/FAQsec12.html#12007 ★ IRAF/IMCOMBINEにて複数画像間の各ピクセルの平均と分散を求めたい場合... echo "imcombine input=@file_list/NIR_26_fix.list output=results/26_median.fits combine=median reject=none sigma=results/26_signa.fits;logout" | cl sigmaで指定したファイルに各ピクセル値の画像間での(不偏)分散が求まる。 くわしくは"help imcombine" ★ (3x3で) binnigしたいときは? blkavg input output 3 3 ●IRAFじゃなくてDS9ネタだけど、、、 *info BOXのデータを一時的に止めたいとき(点の座標をメモしたいときとか...) "f"で停止/追尾をtoggleできる。 *点の座標をメモしたいときとか... たとえば、たくさんの点で、座標とデータ値をメモしていきたいときとか... 画面上で"c"を押せば、coordinate boxが開き、次々とデータ(座標、データ値) をため込める。 "f"をおすとinfo panelの表示内容とかをフリーズできるので便利 (regionとか他もろもろの瞬時表示機能もとまるので注意。 もう一度押せば復帰する ) *3D画像のz方向に進みたいときは? "+","-"とかで進める。 *Tool barとかでコマンドの頭文字とかにアンダーラインが引いてあるのはなぜ? ALT+"その文字"を押してごらん! 以上は help=>reference manual=>mouse and keyboardに出ているぞ! ちゃんとマニュアルを読もう!! (いざというときのためにlocalに置いておくのがよい。 defaultではnetwork経由でスミソニアンを参照しにいく) *与えられた座標を中心に持っていきたいときは、 xpaset -p ds9 pan to 17:53:07.765 +66:29:57.13 wcs fk5 とか、 *与えられた座標にマークをつけたいときは、 echo "fk5;boxcircle point 17:53:07.765 +66:29:57.13" | xpaset ds9 regions とか、 ★ ecl を plamo linux にinstallするときの注意点 ecl_install_linux.csh をとってきて書きにてインストール su csh ecl_install_linux.csh そして、 cl -ecl で立ち上がるはずだったが、 /iraf/iraf/bin.linux/ecl.e: error while loading shared libraries: libtermcap.so. 2: cannot open shared object file: No such file or directory と言われてダメ。 libtermcapのかわりにlibncursesで代用することで回避した。 su bash-3.00# cd /lib bash-3.00# ln -s libncurses.so libtermcap.so bash-3.00# ln -s libtermcap.so libtermcap.so.2 ★ multi-extension image on DS9 ★multi-extension image on wcstools KECK/DEIMOSのデータに関して。 複数のCCDのデータが、一つのmulti-extension fits file に格納されている。全チップのデータを1 frameに表示するには、 FILE/OPEN other/mosaic wcs... で読み込む必要がある。 しかし、version 4.12では、セグメントエラーを起こして駄目。 2008/07/31最新版である、5.2 (binary/linux)を使ったらOKだった。 しかし、region marksがinvisible..... 2008/07/31最beta版である、5.3 (binary/linux)を使ったらOKだった。 imheader(3.6.8)でHEADERKEYWORDを表示させようと思ったが、駄目 (正常終了するが、何も表示されない。) ★ wcstoolsのバグ? 2008/09/06 T.WADA imwcs: (1) -c optionにてuser catalogを与える時、 file nameの最初に t があると、 tmc (two micron all sky survey)と誤認してしまう。 walk aroundとしては、 ./tmp/test.cat なととして与えてやる (2) imcat出力のカタログを読み込む時、"id"の欄に、 [0-9]以外が入るとセグメンテーションフォールトで落ちる。 16bytesを越えるとセグメンテーションフォールトで落ちる。 imcat: 出力の"id"欄が、 3.4.1では通し番号だったのが、 3.7.5では、もとのカタログのidをpass throughしている。 このせいで、 上記imwcsの振舞いとカップルして、 3.4.1ではOKだったシステムが、3.7.5でseghogeを発生させるようになった。 walk aroundとしては、 "id"の部分をsedなどで、すべて数字にしてやる。