新しい Relative Spectral Responsivity Functionについて(98/01/06)
(山村の個人的な理由により非常に粗雑な説明となってしまっていることを
お詫びします。後日、改めて説明を書きます。)
Dec. 28付けのIAには、待望のRSRFの新バージョンが含まれている。
現在(98/01/06)、band 1A〜2Cおよび4しかなく、これに対応するflux calibration
fileもリリースされていない。これは時間切れでクリスマスに突入したせいだと
思われるので、これから2-3週間のうちに残りのものも出てくると思われる。
このような過渡的な状況であり、また新しいRSRFは今だテストバージョンであるので、
使用については注意が必要である。
新しいRSRFを使うには
stdaaにおいて、'/newrsrf'フラグを指定することで新しいRSRFが使用できる。
stdaa, 'object', /newrsrf, /nodaar, ... その他のoptions
'/nodaar' オプションは必須ではないが、つけない場合時々途中でエラーが
出て止まることがある(おそらくバグ)。
なお、/newrsrfを付けない時には、これ迄通りのRSRFが使われる。
注意点
- 上にも述べたように、新しいRSRFはテスト段階なので、使用する時は慎重に。前バージョンと比較しながら使う方が良い。
- 絶対fluxは信じてはいけない(calibration fileが不完全なためと、おそらくプログラムにバグがあるため)。
その他
- calset, /newrsrfで新しいRSRFを含んだcal. fileの設定ファイルを読み込む(stdaaの中では自動的に行なわれる)。
- 設定ファイルは、~yamamura/ia/pro/cal_select_New_RSRF.datで、この名前は
~yamamura/ia/pro/setup_ia_yamamuraの中で環境変数IYCALSET_NEWRSRFにセット
される。従って、この辺りの環境を自分なりに変えている人は再設定の必要がある。
このページに関するお問い合わせは、yamamura@astron.s.u-tokyo.ac.jpまで。。