宇宙研小研究会

ISOによる赤外線分光観測 --- その成果と将来への展望

日時: 2000年12月6日 10:00--17:30頃

場所: 宇宙科学研究所 (相模原市) A棟1階入札室


ご参加下さったみなさま、ありがとうございました。


ISO Data Centreのページはこちら



宇宙研へのアクセス

最寄り駅は、JR 横浜線淵野辺駅です。快速電車は止まりませんのでご注意下さい。 南口(改札出て左手)から徒歩あるいはタクシーがもっとも確実です。 淵野辺駅からの道順はこちらをご参照下さい。

宇宙研の運行しているバスが、9:00, 9:25, 9:55にあります。南口左手線路沿いに 自転車置き場の裏へお回り下さい(藤色のミニバスです)。

相模大野経由でも来られますが、主催者は経験がありませんので、説明は 差し控えさせていただきます。あしからず。

守衛所で記名してください。用務先は「A棟1階入札室」とお書き下さい。 A棟は正面の建物です。玄関を入って正面に案内の掲示を出します。


プログラム(00/12/03現在)

「資料集」完成! (PDF 6.9MB, 以下の全講演の資料が一冊に!)

Session 1: 星周ダスト: 結晶質シリケイト・UIR bands・21 micron feature etc.
司会: 尾中(東大)
   10:05 山村(宇宙研):  ISOによる星周ダストの分光観測(review) 
   10:20 尾中(東大):    シリケイトダストバンドの変光
   10:30 宮田(東大):    MICS/COMICSによる10(20) micronシリケイトバンド
   10:40 出口(野辺山):  IRAS 03201+5459:a C-rich Star with Silicate absorption
   10:50 小池(京薬大):  結晶質シリケイト: 実験室からのアプローチ
   11:00 茅原(阪大):    組成の違いによる結晶質Pyroxeneのスペクトル変化
   11:10 小笹(北大):    星周ダストの形成理論
   11:20 議論

   昼食

Session 2: 星間物質の物理・化学 -- 電離領域、系外銀河
司会: 中川(宇宙研)
   13:30 度會(宇宙研):  Compact HII regionからの中間赤外禁制線
   13:40 水谷(東大):    Carina領域に拡がるガス成分の分光マッピング観測
   13:50 岡田(東大):    S171領域の分光観測
   14:00 陳(東大):      The 22 Micron Emission Feature
   14:10 根岸(東大):    近傍系外銀河の星間物理状態
   14:20 山本(東大):    星間分子の立場から赤外線観測に期待すること
   14:30 議論

   休憩

Session 3: 晩期型星の分子バンド・ライン
司会: 山村(宇宙研)
   15:45 山村(宇宙研):  ISOによる分子featureの観測(review)
   16:00 青木(天文台):  炭素星のISO/SWSスペクトル
   16:10 辻(東大):      赤色超巨星の水分子 
   16:20 松浦(東大):    ミラ型変光星の大気構造(水をプローブとして)
   16:30 議論

         時間があればASTRO-F熱試験モデル見学

   18:00 有志で「懇親会」(詳細未定)


講演者の皆様へ

  1. 講演時間は約10分(質問時間込)としてあります。講演では研究内容の簡単な 説明にとどめ、各sessionの後ろでまとめて議論する、という意図です。 ご理解とご協力をお願いします。
  2. 「議論」の時間で使うかもしれない資料(トラペ)をご用意下さい。
  3. 講演時間が短いことと、「議論」時間内でのflexibilityを高めるため、 OHPの使用を推奨したいと思いますが、それでもPC プロジェクターの 使用を希望する方がいらっしゃればご連絡下さい。

参加者の皆様へ



連絡先
宇宙科学研究所 宇宙圏研究系 赤外線天体物理学研究室 (原始宇宙物理学部門)
〒299-8510 神奈川県相模原市由野台3-1-1
Tel. 042-759-8211
Fax. 042-786-7202
e-mail: yamamura@ir.isas.ac.jp