惑星系の誕生と進化

原始惑星系円盤から惑星へ

若い星の周りのディスク
(画像:NASA提供)

我々の太陽系以外にも惑星系が存在し、そこで生命活動が営まれているかどうかは、私たちの大きな関心事です。惑星は、恒星をとりまくガスやダストからなる円盤(原始惑星系円盤)の中で作られます。ASTRO-Fは、原始惑星系円盤からの放射を、1000光年先まで探査することができ、これらの円盤中で惑星系が生まれる過程を観測的に明らかにします。また、近くの星のまわりの惑星系形成の痕跡と思われる塵円盤の検出にも、期待が持たれています。


 

系外惑星の直接検出

若い星の周りのディスク
(画像:NASA提供)

ドップラー法などにより、今や100を越える太陽系以外の恒星の周りにも 惑星が存在することが確実になっています。しかしながら、これらの手法はどれも 間接的なものであり、惑星の素性そのものをとらえたものではありません。

系外惑星の直接的検出のためには、赤外線領域での高空間分解能観測が 有利です。ASTRO-F では、系外惑星を直接に検出することはいまだ難しい のですが、次世代の SPICA では、系外惑星、とくに木星型の惑星の 検出は充分に可能であると予測されています。直接観測、さらには 惑星の大気の分光観測ができれば、惑星系形成に関する私達の 理解は画期的に進むと期待されます。

さらに、将来的には、地球型の惑星の直接検出を目指して JTPF計画の 概念検討を開始しました。

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