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5120個の小惑星の2007年8月26日時点における太陽系内の分布

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「あかり」が検出した5120個の小惑星の2007年8月26日時点における太陽系内の分布。 小惑星の分布は一様ではなく、主に木星の運動に大きく影響されている。小惑星が多く集中しているのは火星と木星の軌道の間で、これらはメインベルト小惑星と呼ばれている。この他に、木星軌道の周辺の木星トロヤ群小惑星、地球軌道に接近する可能性のある近地球型小惑星などがある。それぞれのグループで小惑星の性質が異なることが知られており、その起源の違いを反映していると考えられている。「あかり」は地球から見た太陽と天体のなす角が90度の方向を観測していたため、近地球型小惑星は、地球に近づいたタイミングで検出しやすい傾向がある。

観測成果:星空の砂金採り ~ 「あかり」による世界最大の小惑星カタログ

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