POP(APOP)の説明
- POPとは?
- POPは、外部からのメールを受け取って保管しているサーバ(LIRAではkoala)と、各自がメールを読み書きするクライアントマシン(PC, Mac, MH on Unixなど)の間でメールを転送する仕組みです。
- APOPとは?
- メールを読み出すためには、サーバに接続しなくてはなりません。通常POPではtelnetなどでloginする時に使うpasswordと同じものががそのまま使われ、しかも「平文」としてネットワーク上に流れるため、セキュリティ上好ましくありません。APOPは、このパスワードのやり取りを暗号化して、セキュリティを高めたものです。また、APOPではメール専用のパスワードを設定することができます。 LIRA では原則としてAPOPを使用することになっています。
- できることは?
- koalaから手元の計算機にメールを取り込みます。サーバ(koala)に残す必要がないメールは、消去します。残す/消去の選択は任意にできます。
- できないことは?
- メールを送信することができません。このため、宇宙研の外からメールの送受信をするときは、受取りはkoalaから行いますが、送信はローカル(プロバイダ経由)のサーバから行います。
POP(APOP)を使うためには、メールソフトが対応している必要があります。現在把握している範囲で、
- APOPに対応している
- Eudora (1.3.8.6以前はプラグインが必要)
- Eudora PRO (Mac/Win)
- MH, Mew (Unix)
- Outlook Express (Mac) (セキュリティ上、使わないことを強く勧めます)
- APOPに対応していない(POPのみ)
- Netscape (Mac/Win) (IMAPを使いましょう。)
- Outlook Express (Win) (使わないことを強く勧めます)
です(情報求む!!)。