POP(APOP)の設定と使用

[改訂履歴]
01/07/05 : 改訂新版 (IY)


POP(APOP)の説明

POPとは?
POPは、外部からのメールを受け取って保管しているサーバ(LIRAではkoala)と、各自がメールを読み書きするクライアントマシン(PC, Mac, MH on Unixなど)の間でメールを転送する仕組みです。
APOPとは?
メールを読み出すためには、サーバに接続しなくてはなりません。通常POPではtelnetなどでloginする時に使うpasswordと同じものががそのまま使われ、しかも「平文」としてネットワーク上に流れるため、セキュリティ上好ましくありません。APOPは、このパスワードのやり取りを暗号化して、セキュリティを高めたものです。また、APOPではメール専用のパスワードを設定することができます。 LIRA では原則としてAPOPを使用することになっています。
できることは?
koalaから手元の計算機にメールを取り込みます。サーバ(koala)に残す必要がないメールは、消去します。残す/消去の選択は任意にできます。
できないことは?
メールを送信することができません。このため、宇宙研の外からメールの送受信をするときは、受取りはkoalaから行いますが、送信はローカル(プロバイダ経由)のサーバから行います。

POP(APOP)を使うためには、メールソフトが対応している必要があります。現在把握している範囲で、

APOPに対応している
Eudora (1.3.8.6以前はプラグインが必要)
Eudora PRO (Mac/Win)
MH, Mew (Unix)
Outlook Express (Mac) (セキュリティ上、使わないことを強く勧めます)
APOPに対応していない(POPのみ)
Netscape (Mac/Win) (IMAPを使いましょう。)
Outlook Express (Win) (使わないことを強く勧めます)
です(情報求む!!)。

POP(APOP)の設定


もっと詳しい(ちょっと古い)情報が 神戸大学ににあります。

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