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第3回 SPICA/SMI 国内技術会議 開催のお知らせ
12月20日に、中間赤外線観測装置 SMI の本格的な開発活動の開始に向け、開発・協力体制の議論を行います。
オープンな会議ですので、少しでもご興味をお持ちであれば、部分参加でもお越し頂けますと幸いです。
【 SPICA公募情報 】 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 准教授(PDF)(応募締切 2019年2月1日)
中間赤外線観測装置 SMI に関する日台国際協力のワークショップが台湾中央研究院(ASIAA)において開催されました。 詳しくは、「トピックス」のコーナーをご覧ください。
第1回 SPICA Science Study Team(SST)会議がオランダの欧州宇宙技術研究センター(ESTEC)で開催されました。 詳しくは、「トピックス」のコーナーをご覧ください。
JAXA の機関紙「JAXA's」74号(2018年10月1日発行)の14〜15ページに「宇宙の進化と生命誕生の謎 天文学の究極の課題に挑む 次世代赤外線天文衛星SPICA」 が掲載されました。
SAFARIコンソーシアム会議がスペイン・マドリッド郊外のスペイン国立航空宇宙技術研究所アストロバイオロジーセンター(Centro de Astrobiologia/INTA)にて開催されました。 詳しくは、「トピックス」のコーナーをご覧ください。
SPICA Science Study Team が発足しました。 詳しくは、「トピックス」のコーナーをご覧ください。
SPICA 国内研究推進委員会が発足しました。 詳しくは、「トピックス」のコーナーをご覧ください。
宇宙科学研究所の 特別公開 2018 が行われました。 詳しくは、「トピックス」のコーナーをご覧ください。
欧州宇宙機関 ESA において集中的技術検討(Concurrent Design Facility;CDF)が行なわれました。 詳しくは、「トピックス」のコーナーをご覧ください。
SPICA Conference 2019(日時:2019年5月20-23日、場所:ギリシャ・クレタ島)のお知らせ
SAFARIコンソーシアム会議がオランダ・フローニンゲンの宇宙研究所(SRON)にて開催されました。 詳しくは、「トピックス」のコーナーをご覧ください。
【 プレスリリース 】 ESA Cosmic Vision M5 一次選抜に関する SPICA 日本チームからのプレスリリース
また、提案書作成に中心的な役割を果たした、オランダ宇宙研究所(SRON)のプレスリリースも以下でご覧いただけます(前半はオランダ語、後半が英語で書かれています)。
欧州宇宙機関 ESA の Cosmic Vision M5 の一次選抜に SPICA が選ばれました。ESA の速報ページ(英語のみ)は以下をご覧ください。
日本が担当する中間赤外線観測装置SMIのホームページを公開しました。
【 SPICA公募情報 】 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 助教(PDF)(応募締切 2018年7月2日)
SPICA観測系アドバイザリーボード第3回SMI分科会が開催されました。 詳しくは、「トピックス」のコーナーをご覧ください。
「国立大学法人東京大学と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所のアタカマ天文台及び次世代赤外線天文衛星の連携協力に係る覚書」 の締結について
欧州宇宙機関 ESA の関係者の宇宙科学研究所への来所に合わせ、ESA 関係者と SPICA チームとの懇談を行い、情報の交換を行いました。
SPICA ペイロードモジュールの極低温試験実施施設の候補であるリエージュ宇宙センター(CSL)を訪問し、打ち合わせを行いました。 詳しくは、「トピックス」のコーナーをご覧ください。
SARAFIの検出器開発レビュー会議がイギリス・ケンブリッジ大学にて行われました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SARAFIチームが来所しました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SPICA国内研究会が行われました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SAFARIコンソーシアム会議がイタリア国立宇宙物理研究所(イタリア・ローマ)にて開催されました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
宇宙科学研究所所長が台湾の中央研究院天文及天体物理研究所(ASIAA)を訪問し、今後、SPICAの開発を協力してすすめていくことで合意がなされました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
欧州宇宙機関 ESA の宇宙科学プログラム(Cosmic Vision)中型ミッション(Mクラス)5号機の審査・選抜日程が遅れることが本年6月に明らかになりました。 それに合わせて日本側のフェーズA1の活動計画を改訂しました。この改訂計画案が宇宙科学研究所にて8月30日に承認されました。
観測装置の開発に重点を置いたSPICA観測系アドバイザリーボードの活動を紹介するとともに、先日開催された第1回SMI(中間赤外線観測装置)分科会について報告します。 「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
文部科学省は「学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想ロードマップ-ロードマップ2017-」を策定し、公開しました。 これは、同省科学技術・学術審議会 学術分科会 研究環境基盤部会 学術研究の大型プロジェクトに関する作業部会が、 日本学術会議「マスタープラン2017」の「重点大型研究計画」を中心に検討して作成したロードマップで、3年毎に更新されてきたものです。 このロードマップ2017の中で、SPICA計画は特に速やかに実施すべき7つの計画の一つとして掲載され、他の4件とともに「 aa 」という最高の評価を得ています。
ロードマップ2017
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/1388523.htm
焦点面観測装置タイガーチームの対面会議が、CEAサクレー研究所天体物理部門(フランス)で行われました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SPICA/SMI 国内技術会議・説明会 が宇宙科学研究所にて開催されました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SAFARIコンソーシアム会議がマックスプランク天体物理研究所(ドイツ・ハイデルベルク)にて開催されました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SPICA/SMI 国内技術会議・説明会 開催のお知らせ
3月31日に、SPICAに関する装置開発系の会議を開催致します。主に中間赤外線観測装置(SMI:日本が責任をもつSPICA観測装置)が対象です。
オープンな会議ですので、少しでもご興味をお持ちであれば、部分参加でもお越し頂けますと幸いです。
SPICAの本格始動に向けて、装置開発に興味を持って頂ける方が不足しておりますので、お力添えを頂けますとありがたく存じます。
よろしくお願いいたします。
2017年3月31日(金)11:00〜17:00 宇宙科学研究所 新A棟2F会議室
プログラム等は以下のページをご覧ください。
http://www.ir.isas.jaxa.jp/SPICA/SPICA_HP/smi20170331.html
米国の Cryogenic Society of America の月刊誌「Cold Fact」(Volume 33, No. 1)に SPICA に関するコラムが掲載されました。
このコラムでは、SPICA 冷凍機システムの高度な冗長性についての技術的課題などが紹介されました。
「Cold Fact」へのリンク (英語のみ、月刊誌は会員のみ閲覧可能)
2017年2月8日に公表された日本学術会議の「第23期学術の大型研究計画に関するマスタープラン (マスタープラン2017) 」において、SPICA計画が、 重点大型研究計画の1つに選ばれました。
マスタープラン2017は、「我が国の大型研究計画のあり方について、一定の指針を与えることを目的として策定するもの」とされており、 そこには179件の計画が選ばれています。その中でも、「特に速やかに推進すべき計画」として「重点大型研究計画」が28件が選ばれており、 SPICAはその中の1つにあげられています。
SPICA計画は、前回の「第22期学術の大型研究計画に関するマスタープラン (マスタープラン2014) 」 においても重点大型研究計画に選ばれており、 続いての選定となりました。
詳細は以下の学術会議ページをご覧ください。欧州宇宙機関 ESAに、日欧共同で SPICA を正式提案しました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SPICA欧州チームのホームページ が公開されました(英語のみ)。
オランダ宇宙研究所 SRON(ユトレヒト)で行なわれている SPICA 遠赤外線観測装置 SAFARI 搭載用の超電導遷移端センサーを用いた
TES 型ボロメータアレイ検出器の開発において、SQUID(超電導磁気センサー)を用いた信号多重読み出しとしてこれまでで最高の、1SQUID 当り 132 チャンネルの多重読み出しを達成しました。
これは SAFARI の要求仕様にほぼ匹敵するチャンネル数です。また検出器単素子として世界最高レベルの超高感度(雑音等価電力 〜1×10-19 W/(Hz1/2))を達成しました。
詳しくは、SRON 最新ニュースをご覧ください(英語のみ)。
https://www.sron.nl/news/4458-progress-in-tes-detectors-pave-way-new-far-infrared-missions
宇宙科学研究所の広報誌「ISASニュース」2016年8月号の「ISAS事情」のコーナーに、「SPICA、発進に向けてギアチェンジ」と題し、 7月に開催されたSPICAデルタ計画審査と第2回SPICA国際サイエンスボードの開催報告記事が掲載されました。 ISAS ニュース2016年8月号(PDFファイル)
宇宙科学研究所の特別公開が行われました。SPICAチームは実物大の主鏡模型を展示しました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
JAXA 主催の SPICA 国際サイエンスボード第2回会議が パリ天文台(フランス)で開催されました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SPICAデルタ計画審査が行われ、フェーズA1活動(システム要求審査までのプロジェクト推進活動)が認められました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
2016年6月22日版の SPIE Newsroomにおいて、松尾氏の安定化光学系の記事が紹介されました。
詳しくは、以下の SPIE Newsroom の記事へのリンクをご覧ください(英語のみ)。
"Novel spectrophotometer concept for the characterization of transiting exoplanets" (T. Matsuo)
宇宙科学研究所の広報誌「ISASニュース」2016年6月号の「ISAS事情」のコーナーに、SPICA国際サイエンスボードの開催報告記事が掲載されました。 ISAS ニュース2016年6月号(PDFファイル)
JAXA 主催の SPICA 国際サイエンスボード第1回会議が JAXA 東京事務所(御茶ノ水)で開催されました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SAFARI コンソーシアム会議がオランダ宇宙研究所(フローニンゲン)で行われました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SAFARI イタリアチーム主催の SPICA 研究会がイタリア国立宇宙物理研究所(ローマ)で開催されました。
研究会のページ(英語のみ):http://safari.iaps.inaf.it/wp/?page_id=337
中間赤外線観測装置 SMI の国内技術会議・説明会が名古屋大学で行われました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
日本天文学会春季年会にて、「SPICA特別セッション:新しい SPICA が目指す天文学」が開催されました。 詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
2015年度(2015年4月から2016年3月)に出版されたSPICAに関連する論文の情報を、 SPICAのホームページに公開しました。 詳しくは、「研究者向け情報」のコーナーをご覧ください。
JAXA希釈冷凍機研究チームは、フランス国立宇宙センター (CNES)との機関間協力の元、
双方の担当部分を組み合わせたクローズドサイクル希釈冷凍機システムの評価試験を行い、
0.07Kの極低温を生成するなど当初の目標を達成しながら試験を完了しました。この世界初の成果により、
研究開発部門長賞を受賞しました。
SPICAに搭載する遠赤外線観測装置SAFARIは、
高感度を実現するために50mK冷凍機 (ソープション冷凍機と断熱消磁冷凍機の組合せ) を使用します。
さらに高い冷凍能力を持つ50mK希釈冷凍機が実現すれば、
将来さらに高感度かつ広視野の観測装置を実現することができます。
詳しくは JAXA研究開発部門のプレスリリース をご覧ください。
宇宙科学研究所の広報誌「ISASニュース」2015年12月号の「ISAS事情」のコーナーに、SPICAの新しい計画のミッション定義審査が完了したことを報告する記事が、掲載されました。
ISAS ニュースのウェブページ
ISAS ニュース2015年12月号 (SPICAに関する記事は、9ページに掲載されています。)
宇宙科学研究所常田佐久所長が、世界の天文コミュニティに向けて2015年11月8日付で レター(英語のみ、PDFファイル)を発信し、 新SPICAがミッション定義審査に合格したことを報告しました。詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
SPICAで採用する予定の1 K級ジュールトムソン冷凍機の開発に関する論文 "Development of 1K-class Joule-Thomson cryocooler for next-generation astronomical mission" (Sato et al. 2015) が、査読付き英文雑誌 Cryogenics に掲載されました。 論文はCryogenicsのホームページから入手できます。 また、SPICAに関連する論文の情報は、SPICAのホームページの研究者向け情報の 「SPICA関連の論文」のコーナーに、随時掲載しています。
新しいSPICA計画のミッション定義審査が11月6日付で完了し、計画の概要が固まりました。
詳しくは、「最近の話題」のコーナーをご覧ください。
宇宙科学研究所の広報誌「ISASニュース」2015年9月号の「ISAS事情」 (宇宙科学研究所の最新の活動をお知らせするコーナー)に、 SPICAの国際科学評価委員会開催に関する報告記事が掲載されました。
ISAS ニュースのウェブページISAS ニュース 2015年9月号 (SPICAの国際科学評価委員会に関する記事は、8ページにあります。)
2015年9月18日の早朝に配信された SPIE ジャパンニュースの中に、 SPICAの熱・構造設計に関するリスク低減活動の内容をまとめた論文 "Preliminary structural design and key technology demonstration of cryogenic assembly in the next-generation infrared space telescope SPICA" (Mizutani et al. 2015) が紹介されました。
SPIEジャパンニュースの記事へのリンク光学赤外線天文連絡会(光赤天連)の第2期SPICAタスクフォースが、 新しいデザインのSPICAに対する国内研究者コミュニティの意見を集約し、 報告書を作成しました。この報告書は、光赤天連のウェブページ公開されています。
光赤天連SPICAタスクフォースの活動について: 光赤天連SPICAタスクフォースのウェブページ第2期光赤天連SPICAタスクフォース最終報告書: 報告書へのリンク
SPICAのPayload Moduleで使用する可能性のある熱構造部材について、 極低温での熱物性測定を行った結果をまとめた論文 "Thermal property measurements of critical materials for SPICA payload module" (Shinozaki et al. 2015) が、英文雑誌 Physics Procedia (2015, Vol. 67) に掲載されました。
Physics Procediaへのリンク2014年11月から、欧州宇宙機関(ESA)とJAXAが共同で行った"次世代冷却赤外線望遠鏡(Next Generation-Cryogenic cooled Infrared Telescope)"に関する技術検討の成果報告書が、2015年7月4日付でESAから公開されました。 この検討はESTECの技術検討組織(Concurrent Design Facility; CDF)を核として行われたものであり、SPICAの新しいデザインはこの検討結果に基づいています。
次世代冷却赤外線望遠鏡に関する技術検討の報告書: ESAのページへのリンク"次世代赤外線天文衛星SPICAの断熱放射冷却構造" に関する記事(水谷 忠均 著)が、 JAXAの機関誌 JAXA's+ [ジャクサスプラス]の最新号(061号; 7月1日発行)の17ページに 掲載されました。
JAXA's+ のホームページへのリンク: http://fanfun.jaxa.jp/media/jaxas/index.html
JAXA's+ 061号 発行のお知らせへのリンク: http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/4986.html
SPICAの熱・構造設計に関するリスク低減活動の内容をまとめた論文 "Preliminary structural design and key technology demonstration of cryogenic assembly in the next-generation infrared space telescope SPICA" (Mizutani et al. 2015) が、査読付き英文雑誌 Journal of Astronomical Telescopes, Instruments, and Systems (SPIE) に 掲載されました。論文は、SPIE Digital Libraryから入手できます。 また、SPICAに関連する論文の情報は、 SPICAのホームページの研究者向け情報の 「SPICA関連の論文」のコーナーに、随時掲載しています。
2015年3月18-21日に大阪大学で開催された日本天文学会2015年春季年会にて、SPICAチームから2件の講演を行いました。 1件目の講演では、芝井代表が2014年の末に行われた「次世代冷却赤外線望遠鏡に関する技術検討」の結果を中心にとしたSPICAの現状を報告しました。 2件目の講演では、その技術検討の結果に対応した日本担当の観測装置SMIの仕様検討を金田 (名古屋大学) が報告しました。 なお、発表資料はSPICAのホームページから公開しています。
光学・赤外天文学分野の将来ビジョンを示した"研究領域の目標・戦略・工程表"を 光赤外線天文学連絡会がまとめ、宇宙科学研究所に提出しました。 この工程表には、光赤外線天文学連絡会がSPICAの実現を最優先で望むことが、明記されています。 なお、この工程表は、 宇宙科学研究所が今後20年の宇宙科学・探査ロードマップを策定するための資料となります。
光学赤外線天文連絡会の "研究領域の目標・戦略・工程表"へのリンク
日本惑星科学会誌「遊・星・人」2014年 12月号(Vol.23, No.4)に、2014年10月8, 9日の2日間にわたって神戸大学惑星科学研究センター (CPS) で開催された研究会「赤外線観測と惑星科学」の報告記事(臼井, 大坪 著)が、掲載されました。この研究会では、芝井代表がSPICAの現状と将来SPICAが惑星科学に果たすべき役割について、報告しました。
「遊・星・人」2014年 12月号の目次:
https://www.wakusei.jp/book/pp/Contents_23.html
記事へのリンク:
https://www.wakusei.jp/book/pp/2014/2014-4/2014-4-391.pdf
「次世代冷却赤外線望遠鏡に関する技術検討」が、JAXA協力のもと、欧州宇宙機関(ESA)の技術検討施設 (Concurrent Design Facility; CDF) で進められてきました。2014年11月13日にキックオフ会議を行い、12月18日の内部報告会までに、都合7回のセッションを行いました。各セッションでは、ESAとJAXAの技術担当者・日欧のSPICAチーム関係者で活発な議論交わされました。この技術検討の成果は、2015年初頭に公開される予定です。
2014年11月26日に国立天文台三鷹キャンパスで、「光赤天連スペース将来計画シンポジウム2014/11」が開催されました。50名を超える研究者が集まり、今後10-20年の光赤外線天文学のスペース計画に関する率直な議論が行われました。SPICAチームからは、プロジェクトの現状や科学的目標の再定義に関わる取り組みについての報告を行いました。このシンポジウムを通じて、スペース計画を推進するためには、コミュニティ全体による積極的なサポートが不可欠であるという認識が、あらためて確認されました。なお、シンポジウムでの講演や議論の内容は、光学赤外線天文連絡会によるシンポジウムのホームページに公開されています。
2014年11月8日から11月21日の期間、新「宇宙基本計画」(素案)に関する意見募集が行われました(内閣府宇宙政策ページヘのリンク)。この新「宇宙基本計画」(素案)の中で、”4. 我が国の宇宙政策に関する具体的アプローチ (2) 具体的取組 宇宙政策の目標達成に向けた宇宙プロジェクトの実施方針 ix) 宇宙科学・探査及び有人宇宙活動”の項において、「国際共同ミッションである次世代赤外線天文衛星(SPICA)の2020年代中期の打ち上げに関する検討も行う。」と記述されています。
欧州宇宙機関(ESA)主導による次世代の冷却赤外線望遠鏡に関する技術検討が、ESAのCDF(Concurrent Design Facility)という技術検討機関を用いて行われます。2014年11月13日にキックオフ会議が行われ、年内を目処に集中的な技術検討を行い、今年度中にその成果が公表される予定です。JAXAからもSPICAチームがこの検討に協力しています。
2014年9月16日〜17日、イギリスOxford大学にて欧州観測装置SAFARIのコンソーシアム会議が開かれました。日本からはJAXA宇宙科学研究所所長も出席され、ESAからも科学計画調整担当責任者が出席されました。
2014年8月26日、『学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想 ロードマップの策定 ーロードマップ2014ー』(文部科学省ホームページへリンク)が公表されました。これは、平成26年2月に日本学術会議において「マスタープラン2014」が新たに策定されたことを踏まえ、科学技術・学術審議会 学術分科会 研究環境基板部会 学術研究の大型プロジェクトに関する作業部会(主査:海部宣男(国立天文台名誉教授)が、特に速やかに実施すべき「重点大型研究計画」を中心に検討を行い、ロードマップを策定したものです。この中でSPICA計画は、「新たにロードマップとして掲載する10計画」の宇宙空間科学分野の大型プロジェクトとして取り上げられました。
2014年5月21日〜23日、オランダのライデンにおいて、SPICAサイエンスワークショップ(オランダSRONのページへリンク)が開催されました。日本人17名を含む総勢100人ほどの研究者が集まり、太陽系から宇宙の進化までの幅広いサイエンスの議論がなされました。
日本学術会議が3月12日に公表した「第22期学術の大型研究計画に関するマスタープラン」提言において, SPICAが「重点大型研究計画(速やかに推進すべき大型計画)」27 件の一つとして掲載されました.
JAXA宇宙科学研究所の常田佐久所長と, オランダ宇宙研究機関(SRON)のレンズ・ウォーターズ所長が連名で, 新生SPICAのサポートを表明する声明を発表しました. 声明では「SPICAの実現に向けて, 赤外線天文学のサイエンスコミュニティが一丸となって最大限の努力をし, 第4期 ESA M-class missionの選抜に勝ち残ることが重要である.」と明確な目標が示されました.
ISASニュース No.387(2013年6月号)の巻頭記事にて, SPICAの紹介記事が掲載されています.
2013 年 6 月 21日, 一般講演会ビッグバンから生命の誕生までー次世代赤外線天文衛星SPICAの挑戦ー が開催されました. 皆様のご参加ありがとうございました.講演の様子はUstreamアーカイブ配信 にてご覧頂けます.
2013 年 6 月 18 - 21 日の 4 日間,SPICA Science Conference 2013 - From Exoplanet to Distant Galaxies : SPICA's New Window on the Cool Universe が伊藤国際学術研究センター(東京・本郷・東京大学キャンパス内)にて開催されました.国内外から広く研究者が集い,2020年代の天文学・宇宙物理学において SPICA が担うべき科学目的や期待される成果が議論されました.
2013 年 6 月 17 日, 次世代赤外線天文衛星 SPICA の推進 という声明が光学赤外線天文連絡会から発表されました. 光学赤外線天文連絡会では, かねてよりSPICA計画を次世代スペースミッションの最重点計画として位置付けており、今回の声明はコミュニティ全体の総意を反映した最も重い意見表明となっています.
2013 年 2 月 22 日発売の宇宙兄弟20巻(講談社)にSPICAが登場しています.
2013 年 1 月 15 日の JAXA 理事会に於いて,SPICA リスク低減フェーズ #2 計画(RMP#2)が正式に承認をされました.これを受け SPICA の RMP#2 活動が始動しています.SPICA はプロジェクト化に向けまた一歩前進しました.
2013 年 1 月 8 日,9 日の両日,宇宙科学シンポジウム(@宇宙科学研究所/相模原市)が開催されました。9 日のパネルディスカッション「〜宇宙科学ミッションの創出について〜大型衛星計画をどう進めるのか」には,SPICA プリプロマネの中川貴雄教授も参加し,活発な議論が行われました.
日本天文学会2012年秋季年会(大分大学)にて, SPICA特別セッションが開催され, 立ち見が出るほどの盛況でした. 特別セッションでは, ミッションの状況の説明に続いて, SPICAの主要科学テーマとその解明の為に必要な観測装置について活発な議論が行われました.
SPICA FPI International Reviewの キックオフミーティングが開催され、SPICA搭載候補の内外のFPIについて、プレゼンテーションが行われました。今後国際色豊かなパネルメンバーによる審査を経て、2011年10月にはSPICA FPIの構成を決定する予定です。
※FPI = 焦点面観測装置
宇宙科学シンポジウム(@宇宙科学研究所/相模原市)にて企画セッション「次世代赤外線衛星SPICAの挑戦」が開催されました。プリプロジェクト内外の講演者よりSPICAの重要性・意義等について発表があり、好評を得ました。